9月1日は防災の日です。
1923年に関東大震災が発生した日で「政府、地方公共団体等防災関係諸機関をはじめ、広く国民が、台風・豪雨・地震等の災害についての認識を深めこれに対処する心構えを準備する」という主旨で防災啓発を目的に制定されました。
最近は大雨や地震など、災害が身近に迫ってきていると感じていることが多くなってきました。そこで、今回はやがて来る「その時」にポータブル電源で何ができるか確認しましょう。
私達は現在、あらゆる所で電気を利用しています。スイッチを押せば部屋の明かりがつき、テレビの電源をいれれば情報が入手でき、パソコンを使って仕事をしています。そんな身近な存在の電気ですが、もし使えなかったら、不自由な生活を余儀なくされるでしょう。
先日、少し大きな地震がありました。揺れが収まった後、自宅の被害状況を確認しましたが、棚から何も落ちておらず、部屋の明かりも、テレビも普通に使え、何も被害はないと安心しましたが、トイレに入って青ざめました。水が出ない。原因は水道施設が停電しており、電動のポンプが停止していたためでしたが、まさかの被災に非常に驚き、自分の周りにも災害が発生すると考えさせられました。
私達の身の回りには数多くの電化製品があり、気が付かないうちに豊かな生活をおくっていました。
もし電気が使えなくなると、かなり不自由な生活になるので、万が一の場合に備えることが非常に重要になります。
1995年1月17日午前5時46分。阪神地域を襲った震度7の激震は都市機能を支えるライフラインを壊滅させました。
その際の各ライフラインの復旧は以下の通りです。
区分 | 震災直後 | 復旧状況 |
---|---|---|
電気 | 約260万戸停電 (うち兵庫県は約 100万戸) |
平成7年1月23日倒壊家屋等を除き復旧完了 |
ガス | 約84万5千戸が供給停止 | 平成7年4月11日倒壊家屋等を除き復旧完了 |
水道 | 約127万戸が断水 | 平成7年2月28日仮復旧完了 平成7年4月17日全戸通水完了 |
電話 | 交換機系:約28万5千回線が不通 加入者系:約19万3千回線が不通 |
平成7年1月18日復旧完了 平成7年1月31日倒壊家屋等除き復旧 |
※兵庫県HPより抜粋、くわしくはこちら
上記の表の状況から、電気は約7日で復旧したことがわかります。尚、被災の範囲が広い東日本大震災でも8日で電気はほぼ復旧したと言われていますので、被災後の電気の復旧は意外と早いことがわかります。
是非、関西電力「阪神・淡路大震災~応急送電までの7Days」をオススメします。目頭が熱くなります。
災害時、電気の復旧が早いと言っても、約7日は商業電源が無い状態が続きます。
そこで、各家電がどの程度の電気を消費するか、調べてみました。
家電 | 消費電力 | 1日の利用時間 | 1日の消費電力量 | 約7日の消費電力量 |
---|---|---|---|---|
携帯電話 | 10W | 2時間 | 20Wh | 140Wh |
冷蔵庫(400リットル) | 200W | 24時間 | 4,800Wh | 33,600Wh |
テレビ(40インチ) | 70W | 8時間 | 560Wh | 3,920Wh |
電気スタンド | 30W | 6時間 | 180Wh | 1,260Wh |
洗濯機 | 700W | 1時間 | 700Wh | 4,900Wh |
ホットプレート | 1,000W | 3時間 | 3,000Wh | 21,000Wh |
クーラー(6畳) | 700W | 12時間 | 8,400Wh | 58,800Wh |
扇風機 | 70W | 8時間 | 560Wh | 3,920Wh |
電気ストーブ | 700W | 12時間 | 8,400Wh | 58,800Wh |
電気毛布 | 70W | 8時間 | 560Wh | 3,920Wh |
※数値は理論値です。ご利用の環境や製品毎に異なります。
※使用時間を保証するものではありません。
電気毛布や扇風機が利用でき、寒さや暑さから見を守ることが可能です。携帯電話もワイヤレス充電が可能なので、日常使いに最適なポータブル電源ですが、蓄電容量が少なく、電気毛布の場合は約10時間しか利用できない可能性があるので、災害時を考えると、別売のソーラーパネルとの併用をオススメします。
電気毛布や扇風機が利用でき、寒さや暑さから見を守ることが可能です。携帯電話もワイヤレス充電が可能なので、日常使いに最適なポータブル電源です。しかし、電気毛布の場合は約10時間しか利用できない可能性があるので、災害時を考えると、別売のソーラーパネルとの併用や、容量が拡張できるポータブル電源用増設バッテリー「B230」(2048Wh)を2台まで増設し6144Whまで拡張できるので、合わせてご利用いただくことをオススメします。
出力が2000Wまで対応可能なので、ホットプレートなどの電気調理器具も安心して利用できる大容量のポータブル電源です。日中は電気ストーブや扇風機を使い、ホットプレートで料理を作ることができるので、災害時にも安心して利用可能です。もし、容量に不安があれば、2台を連結して電源供給することも可能です。
充電は、家庭用コンセントの他に、別売のソーラーパネル、発電機、シガーソケット、自動車のバッテリーなど、多様な充電方式が利用できるので、安心してご利用いただけます。
今回は災害が発生した場合の電力事情や、身近な家電製品がどの程度のバッテリー容量を使うかを調べました。
電力会社の社員さんたちが災害の後、電力復帰に尽力いただくおかげで、思いの外、電気の復旧は早いことがわかりましたが、我々の周りには電化製品が数多くあり、数日でも電気が使えない生活は非常に苦痛だと思います。
そこで、通常時は携帯電話の充電などを充電する日常使いができ、災害時には温かい料理が調理することができるポータブル電源を1家に1台備えてはいかがでしょうか。
ポータブル電源のご利用ならレンタルが便利です。短期間の利用も、月々定額のサブスクで長期の利用も可能です。
バッテリーは残念ながら、日々劣化する製品です。長く利用すると蓄電できる容量が少なくなってしまいます。でもレンタルなら、新しい製品に切り替えることも、新製品に乗り換えることも可能なので、突然の災害時にも、バッテリーの劣化も防げ安心です。
くわしくはこちらをご覧ください。