鉛バッテリーからの置き換え
現在、製造工場や物流倉庫などで稼働しているフォークリフトや無人搬送車(AGV)、ゴルフ場で使用する電動カート、サーバーのバックアップ電源となるUPS(Uninterruptible Power Supply:無停電電源装置)など、鉛蓄電池を電源としている機器は多岐に渡っています。
鉛蓄電はこれまで大量生産されており、非常に安価に入手することができるというメリットがあります。
しかしながら以下のようなデメリットもあります。
- 体積あたりの比重が高く、非常に重たい
- 大電流の充放電に対応が難しく使い勝手が良くない
- 充放電の繰り返しに弱く、寿命が短い(鉛電池の寿命はだいたい3年位と言われています)
- 有害物質を含むので環境に優しくない
FECORAGE(フェコレージ)バッテリーへ置き換えるメリット
長寿命
FECORAGE(フェコレージ)バッテリーは、鉄系リチウムイオンバッテリーを用いることで10年以上の寿命が期待できます。
優れたサイクル寿命
鉛蓄電池は500回程度のサイクル回数で使用できなくなりますが、鉄系リチウムイオンバッテリーでは2000回のサイクル回数でも80%以上の蓄電性能を持ちます。
ハイレート充放電能力
充放電に関してもハイレートでの充電・放電に対応しているため、充電時間を短くできるほか、自動搬送機などの充電のように、頻繁に短期間での急速充電にも対応できます。
高い重量エネルギー密度
鉛と同容量であれば重量は1/3程度に抑えられます。言い換えれば、同サイズであれば3倍近い容量を使用することができます。工場などで頻繁に行われる鉛バッテリーの予備電池との交換の手間がなくなり、重たいバッテリーの交換によるストレスを軽減でき、生産効率が上がります。
現状の鉛バッテリーの置き換えが可能
FECORAGE(フェコレージ)バッテリーには12V/24V/48V系のバッテリーが標準で準備されており、現状の鉛バッテリーの置き換えが可能です。
自社製バッテリー・マネジメント・システム(BMS)を内蔵
FECORAGE(フェコレージ)バッテリーは、セルの電圧とバランス、温度などを監視・制御する自社製バッテリー・マネジメント・システム(BMS)を内蔵しており、過充電や過放電の制御も十全に行っております。過充電、短絡や衝撃による燃焼、爆発などの事故を未然に防ぎます。
産業機器用鉛蓄電池等の置き換え例
産業用蓄電池として使用されている鉛蓄電池と比べて、長寿命かつ短時間充電が可能なFECORAGEバッテリーは、製造現場で部品や製品等を搬送するAGV車などの産業機器用鉛蓄電池等の置き換えとして採用されています。
- 無人搬送機
- 可搬式測定装置
- 小型・中型・大型UPS
- 清掃用ロボット
- 道路標示機用バックアップ電源 など
- イルミネーションのバックアップ電源として